DIERS 4D Lab 姿勢・動的解析システム
光を投影して,脊椎・姿勢を解析
DIERS社(ドイツ)の「DIERS 4D Lab 姿勢・動的解析システム」は,モアレトポグラフィと光学三角測量の原理に基づいており,“ビデオラスタ―ステレオグラフィ”と 呼ばれる光表面トポグラフィを用いた脊椎解析ソリューションです。患者の背中に光の平行線を投影し,記録した線の曲率をソフトウェアで解析,写真測量法により背中表面の3Dモデルを生成します。解剖学的なランドマークの自動検出と,背中表面の曲率と椎骨の方向の関係を示した科学的な相関モデルにより,脊椎の3Dモデルを再構築します。
販売名:DIERS4DLab姿勢・動的解析システム
一般的名称:平衡機能計
製造販売届出番号:13B1X00266000156
- 機能・特長
- メーカー情報
機能・特長
放射線を使用しない脊椎解析システム
光表面トポグラフィを用いて,放射線を使用せずに脊椎・姿勢を測定します。脊柱側弯症,姿勢,および様々な脊椎の変形を客観的かつ定量的に解析することが可能です。
DIERS社制作のDIERS 4D Lab 姿勢・動的解析システムのYoutubeの動画になります。
姿勢解析 -脊椎・姿勢解析
「simulation platform」を使用することで脚長の違いや足の位置異常の評価が,「pedoscan」を使用することで立位または歩行中の足圧分布や重心などの測定が可能です。
動的解析 -動的脊椎解析とホリスティック動作解析
「4D motion lab」は,「formetric Ⅲ 4D」に「pedogait」と「leg axis」を統合し,脊椎および骨盤の動的運動パターンに加えて歩行中の足圧分布,下肢軸のジオメトリを同時に計測できるようにしたシステムです。筋骨格系全体の同期測定が可能です。
DIERS社制作のDIERS 4D Lab 姿勢・動的解析システムのYoutubeの動画になります。
テクノロジー
■4D motion -歩行中の脊椎と姿勢を測定
「4D motion」は,3D脊椎解析と表面トポグラフィの分野における先端テクノロジーです。60フレーム/秒のカメラシステムと,ソフトウェアによる解析技術を用いて,歩行中の脊椎・骨盤の複雑な運動パターンを計測します。
■pedogait -歩行中の足圧分布を測定
「pedogait」は,歩行中の動的足圧分布を測定して歩行機能を評価します。pedogaitには,長さ1mの歩行用のプラットフォームがあり,足圧計測のために5,376個のセンサーが搭載されています。人の姿勢は常に変化するため,高い測定精度が求められます。pedogaitは,動的測定だけでなく,静的な足圧分布や重心動揺検査にも利用できます。また,pedogaitはformetric Ⅲ 4Dおよびleg axisを組み合わせることで,コンパクト動作解析システム4D motion labとして統合できます。
■leg asis -下肢軸ジオメトリの記録に対応
leg axis (posterior)モジュールを追加することで,脊椎と姿勢解析に加え,2D後側画像から下肢軸ジオメトリが計測可能になります。これにより,足の位置異常を矯正した時の下肢軸への影響などを評価できます。また,leg axis (lateral)モジュールの追加により,動作解析が可能になります。