AGDM+型マルチファンクション・デジタイザーモジュール

AGDM+型マルチファンクション・デジタイザーモジュールは，手のひらサイズの小型多機能デジタイザーです。専用のソフトウェアをインストールしたPCにこのデジタイザーをUSB接続すると，イオンチェンバから半導体検出器，mA/mAsセンサー，ライトセンサー，DAPcheck Plusまで対応可能なマルチファンクションアナライザーとしてお使いいただけます。

豊富なセンサーラインナップ

AGDM+デジタイザーモジュールは，1台で半導体マルチセンサー，イオンチェンバ，半導体検出器，mA センサー，ライトメータ，DAPcheck Plusに対応

スタックト（積層）センサー技術の採用

半導体マルチセンサーはスタックト（積層）センサー技術の採用により，線量／線量率レンジを拡張しながらも，従来型の約1/3へとサイズを縮小。さらに一般撮影～マンモ領域まで1台でカバーできる，AGMS-DM+型センサーをご用意

多機能で経済的

専用ソフトウェアにより既存PCをマルチファンクションメーターとして利用でき，かつ既存センサー類との互換性があるため経済的です。

生産性向上に貢献

コンパクトサイズで簡単なセットアップ，1度に複数同時のパラメータキャプチャ，見やすく直感的なユーザインタフェース，プラグアンドプレイのセンサー接続，大画面での遠隔操作，過去データ呼び出しなど，診断モダリティの品質管理生産性向上に貢献します。

AGMS＋シリーズ半導体マルチセンサー

ACCU-GOLD+のAGMS＋シリーズ半導体マルチセンサーは，線量・線量率・照射時間・kVp・フラッシュ半価層・ろ過を1度の照射で同時に測定することが可能です。スタックト（積層）センサー技術の採用により，線量・線量率レンジを拡張しながら，従来型の約1/3にサイズを縮小。一般の診断領域とマンモ領域を1台で兼用できるAGMS-DM+型が加わりました。

イオンチェンバ

ACCUシリーズのイオンチェンバは，従来の9000シリーズのノウハウを活かし，エネルギーレスポンスに優れています。全モデルともプラグ＆プレイ対応で，接続するだけで気温・気圧補正が自動適用され，またセンサー内の校正情報を読み込むため，使いやすくなっています。

半導体検出器

半導体検出器はイオンチェンバと比較してサイズが小さく，丈夫なため取扱いやすさに優れています。また気温気圧補正が不要で，電源投入後速やかに使用開始できます。キャリブレーション精度は±4％です。

mA／mAsセンサー

mAの絶対値を測定できるmA／mAsで，接触式と非接触式の両タイプがあります。リアルタイムでの波形取得が可能です。非接触式の90M10-AG型では23mm径までのケーブルを挟んで測定できます。

AGNugget型 ACCU-GOLD Nugget

ACCU-GOLD Nuggetは軽量・コンパクトな無線通信用オプションです。デジタイザーのmini-USBポートにスナップオンで取り付けでき，PC＝デジタイザー間をWi-Fi（IEEE 802.11b/g）でワイヤレス接続。充電式バッテリー内蔵でデジタイザーへの電源も供給します。

CTBWツールキット

CTBWツールキットは，ビーム幅の測定に使用します。異なる3種の放射線不透過性マスクが標準的なCT装置のビーム幅の測定に適しています。Accuファミリーのイオンチェンバーと組み合わせて，線量測定に利用します。マスクは，チェンバの上にしっかりとフィットし，測定はマスク有無で実行され，画像解析が不要です。8501モデルは10x6-3CT型チェンバー専用設計，ファントム用アダプタは不要。8502モデルは12.7mm径のCT用チェンバーに設置できます。

CTDIファントム

CTDI （CT Dose Index）測定をするためのファントムです。
頭部、小児体幹部測定用
サイズ：直径16cm、長さ14.5cm
成人体幹部測定用
サイズ：直径32cm、長さ14.5cm

CT HVL測定用スリット

東洋メディック社製

CTの被ばく線量を計算するには実効エネルギーの測定が必要です。CT H VL測定スリットはマルチセンサー（AGMS+）を使ってCTのX線管を止めずに半価層（実効エネルギー）測定が行えます。
サイズ：80mm（W）× 100mm（D）× 165mm（H）
重量： 3kg