SRS MapCHECK
定位放射線治療における患者QAをフィルムレスに
SRS MapCHECKは,StereoPHAN定位放射線治療用QAファントムとの組み合わせを想定して設計された,SRSにおける小照射野向け患者QA用2Dアレイ。
SNC Patientソフトウェアによって,相対線量測定およびその解析に対応。従来はフィルムで行っていた患者QA業務の効率化と,時間短縮に貢献します。
- 機能・特長
- メーカー情報
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機能・特長
特長
●実効エリア0.23㎟のSunPoint2半導体検出器を1013個と高密度配置
●アレイサイズ77mm×77mmの範囲内で検出器間隔2.47mm
●相対線量分布の測定と解析
●対応最小照射野サイズ5mm×5mm。5mm径コーン内でも5個の検出器で測定
SNC Patientソフトウェア
治療計画システム(TPS)からQAファイルをインポートすることで,SNC Patientソフトウェア上で治療計画ファイルと線量実測値の線量分布を比較できます。
●角度依存補正が不要
●SRSアプリケーションにおいて,比較しているデータセット間のシフトずれを0.1mmの精度で検知・補正
●3%/1mmクライテリアでパス率90%以上のガンマ解析(※1)をグローバルで使用。実照射線量(※2)と比較。
●シンプルな照射・解析手順
●SRS MapCHECKは従来のSun Nuclear社製2Dアレイ製品より高分解能
●ガントリーおよびカウチジオメトリを含む,線量vs線量の比較が可能
●コロナル面からサジタル面まで任意のガントリー角度での線量測定が可能
●取得データを即時に解析し,フィルムとの比較も可能
※1:Ju, T., Simpson, T., Deasy, J. O., & Low, D. a. (2008). Geometric interpretation of the dose distribution comparison technique: Interpolation-free calculation. Medical Physics, 35(3), 879
※2:実照射線量- フィルム測定やコミッショニング済治療計画システムによる計算のほか、臨床使用でアクセプタンスされたによって決定されます。