電子密度ファントム
CT値-電子密度変換テーブル作成用ファントム
放射線治療計画においてCT画像は組織の不均質の補正に用いられるため、CT値(HU)と電子密度の精密な相関関係を取得することは重要です。
Model 062M 電子密度ファントムは組織等価材質を採用し、様々な組織のCT値と電子密度を精密に相関づけることが可能です。
- 機能・特長
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機能・特長
電子密度ファントムの特長
●CTスキャンデータの評価が行えます。
●CT値-電子密度変換テーブルを用いた不均質の補正が可能です。
●CT値と組織電子密度の関係性を記録できます。
●診断で使用するエネルギーレンジでの組織を模擬しています。
●オプションによる距離測定精度の簡易的な評価が可能です。
●Model 062M は入れ子構造になったPlastic WaterⓇ-LR製の2枚のディスクで構成されており、それぞれ頭部と体幹部に相当します。
9種類の組織等価電子密度プラグを、スキャン照射野内の17か所に配置することができます。任意の液体を入れることができる液体
注入式電子密度プラグも付属しています。
また、オプションの距離マーカーインサートを使用することで、CT装置の距離測定精度の簡易評価も可能です。
●治療計画作成担当者にとって重要な、CTスキャンデータの評価、不均質の補正およびCT値と組織密度との関係性を記録することが
可能です。