自動DFアンテナ(ADFA) SignalShark用
広帯域(200MHz~2.7GHz/10MHz~8 GHz)をカバーする自動方向探査アンテナ
リアルタイム・ハンドヘルド・アナライザSignalShark®を組み合わせることで、高感度で広帯域の完全自動方向探査が可能になります。
- 機能・特長
- 仕様・同梱品
- メーカー情報
- 関連製品
機能・特長
- 周波数範囲:200MHz~2.7GHz(3360/01)/10MHz~8GHz(3361/01)
- 高いDF確度
- 反射に対する高いイミュニティ性能
- 持続時間2.5msの信号も補足可能な高速方位探査、2回の方向探査サイクルに相当
- 内蔵無指向リファレンスアンテナ
アプリケーション
- 無線通信基地局(IEC/EN62232など)
- 高速で信頼性の高い発信源および妨害波特定による、PMRおよび移動通信ネットワークのメンテナンス
- 周波数帯管理
- 国境での通信モニタリング
- 領域警備、偵察デジタルプローブ
方向探査中のRFスペクトラムの状況認識
中央のモノポールは方向探査の基準エレメント、無指向モニタリングアンテナとして使われます。スペクトラムビューを使って方向探査時に興味の信号周辺の信号をモニタリングすることができます。
ハイエンドDFパフォーマンスの方位と仰角
ADFAの方向探査結果には方位と仰角の情報が含まれます。アンテナと同じ面にない発信源の特定を大いに改善します。
持続時間の短い信号の検出
ADFAは1回の方向探査1.2msと非常に高速に動作します。PTT、テレメトリ、ホッピング信号など持続時間の非常に短い信号やパルス信号なども検出可能です。
反射の多い都市部でも高品質、信頼性の高い方向探査
大きなアンテナ開口部(φ380mm)とインターフェロメータ・アンテナ・アレーの9つのダイポールエレメントにより、ADFAは優れたDF確度を誇ります。SignalSharkのヒートマップ位置特定アルゴリズムで反射の多い都市部でも非常に確度の高い方向探査を行うことができます。
内蔵電子コンパスとGNSSレシーバ
ADFAには電子コンパスとGNSSレシーバが搭載されており、素早く簡単に位置合わせができます。
素早く簡単に設置可能
- 外付PC不要
- 車載用取付キット
- 簡易固定用三脚
完全自動DFシステム
SignalSharkはNardaの自動DFアンテナをサポートしています。自動DFアンテナは複数のアンテナエレメントからの信号を単一チャネルのDF信号に変換します。アンテナはSignalSharkによってコントロールされ、単一チャネルDF信号に基づいて自動的に方位が計算されます。測定結果は方位と全方位のレベル、スペクトラム値です。さらに、SignalSharkは方位結果の統計的な寄与率を計算し、放射源の位置を地図上に描画します。
高速自動方位探査
自動DFアンテナは、アンテナアレイエレメント、無指向性リファレンスアンテナ、4つのフェーズシフタ、合成および切替部から構成されます。SignalSharkは非常に高速な内部測定ユニットによりスイッチを制御、同期させます。完全な方位測定サイクルは最短で1.2msです。各方位測定サイクル中に全方位チャネルパワーとスペクトラムも測定され、方位探査と同時に信号レベルやスペクトラムの変化を確認できます。興味の信号に合わせて方向探査の設定を最適化し、隣接するチャネルのモニタも可能にします。
発信源位置特定機能
SignalSharkは全ての方向探査結果を自動的に評価して発信源の位置を特定し、地図上に描画します。方位の不確かさを含んだ方位結果の統計的な寄与率が使われます。発信源の位置はその確率により色分けされて描画されます。
カタログダウンロードには
以下の必要項目にご入力をお願いいたします。
仕様
自動DFアンテナ1(3360/01)
アンテナ形式 | シングルチャネル、無指向性リファレンスアンテナが中央に配置された自動方向探査アンテナ | |
---|---|---|
極性 | 垂直 | |
周波数範囲 | 方向探査:200 MHz ~ 2.7 GHz スペクトラム:10 MHz ~ 2.7 GHz |
|
DF方式 | 相関インターフェロメータ、9エレメント・サーキュラー・アレイ | |
アンテナ開口部 | 380 mm 径 | |
DF確度 | 1°RMS(typ.)(マルチパス信号のない環境において) | |
DF感度 | 900 MHz ~ 1.8 GHz:2.5 µV/m(typ.) | |
ITU-R SM.2096-0に準じた3°RMS方位変動時のDF感度 青線:CBW 2.5 kHz, Avg. Time 1 s、赤線:CBW 600 Hz, Avg. Time 5 s |
||
リニアリティ IP3 | + 20 dB (typ.) | |
アンテナファクタ (自動補正) |
アンテナファクタ;RTスペクトラムモード(無指向) |
|
アジマスパターン(リップル) 無指向性リファレンスアンテナエレメントにおいて |
f ≤ 1.2 GHz:<1 dB(typ.) f > 1.2 GHz:<3 dB(typ.) |
|
公称インピーダンス | 50Ω | |
出力リターンロス VSWR |
10 dB (typ.) 2.0 (typ.) |
|
コンパス | 内蔵電子コンパス アジマス不確かさ:< 1.5° RMS(typ.) | |
GNSS | 内蔵レシーバおよびアンテナ | |
電源 | SignalSharkから供給 | |
インターフェース | RF:SMA(メス) コントロール:12-pin(メス) |
|
取付方法 | 三脚固定(3/8”-16 UNC)または マグネット取付 | |
寸法(高さ×直径) | 219 mm x 480 mm (8.62ʺ x 18.9ʺ) | |
重さ | 氷の付着なし:5.6 kg (12.3 lbs) 30mm放射状の氷の付着物:15.6 kg (34.4 lbs) |
|
原産国 | ドイツ |
自動DFアンテナ2(3361/01)
アンテナ形式 | シングルチャネル、無指向性リファレンスアンテナが中央に配置された自動方向探査アンテナ | |
---|---|---|
極性(電界) | 垂直 | |
周波数範囲 | 方向探査:10 MHz ~ 8 GHz スペクトラム:100 kHz ~ 8 GHz |
|
DF方式 | 10 MHz ~ 200 MHz | ワトソン・ワット、2つの直交ループ 相関インターフェロメータ、2つの積層9エレメント・サーキュラー・アレイ |
アンテナ開口部 | 200 MHz ~ 2.7 GHz:380 mm 径 2.7 GHz ~ 8 GHz:128 mm 径 |
|
DF確度 | f ≤ 200 MHz:1.5°RMS(typ.) f > 200 MHz:1°RMS(typ.) |
|
DF感度 | 900 MHz ~ 3 GHz:1 ~ 2 µV/m (typ.) | |
ITU-R SM.2096-0に準じた3°RMS方位変動時 青線:CBW 1 kHz, Avg. Time 1 s; 赤線:CBW 600 Hz, Avg. Time 5 s |
ITU-R SM.2096-0に準じた3°RMS方位変動時 青線:CBW 2.5 kHz, Avg. Time 1 s; 赤線:CBW 600 Hz, Avg. Time 5 s |
|
リニアリティ IP3 | 200 MHz ~ 2.7 GHz:+ 20 dB (typ.) 2.7 GHz ~ 8 GHz:+ 17 dB (typ.) |
|
アンテナファクタ (自動補正) |
アンテナファクタ;RTスペクトラムモード(無指向) |
|
アジマスパターン(リップル) 無指向性リファレンスアンテナエレメントにおいて |
100 MHz:<0.3 dB (typ.) f ≤ 1.2 GHz:<1 dB (typ.) 1.8 GHz:<2 dB (typ.) f > 1.2 GHz:<3 dB (typ.) |
|
公称インピーダンス | 50Ω | |
出力リターンロス VSWR |
10 dB (typ.) 2.0 (typ.) |
|
コンパス | 内蔵電子コンパスアジマス不確かさ:< 1.5°RMS (typ.) | |
GNSS | 内蔵レシーバおよびアンテナ | |
電源 | SignalSharkから供給 | |
インターフェース | RF:SMA(メス) コントロール:12-pin(メス) |
|
取付方法 | 三脚固定(3/8”-16 UNC)またはマグネット取付 | |
寸法(高さ×直径) | 219 mm x 480 mm (8.62ʺ x 18.9ʺ) | |
重さ | 氷の付着なし:6.5 kg (14.3 lbs) 30mm放射状の氷の付着物:16.5 kg (36.4 lbs) |
|
原産国 | ドイツ |
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